リングにかけろ1

 車田ファンなので観なければと思いつつ先延ばしにしてたんですがやっと全話鑑賞。各話感想は書くかどうか微妙ですので、一応全話通しての印象などを。
 最初はかなり熱かったけど後半に行くに従って微妙さが増してきた印象ですね。結局今回のアニメの面白さって、原作の面白さと荒木プロの作画以外に無かった気がします。代わりに、そこだけは最高でしたけど*1。ブーメランフックの演出は神でしたね。しかし結局、その見せ場に至るまでの繋ぎが全体的に微妙で、脚本段階でのヒネリの無さが最後まで足を引っ張ったな、と。やっぱ所詮、黒田は黒田か。チャンピオンカーニバルで終わるんなら石松にもっと見せ場を用意しないと駄目だろう と小一時間説教したくなります。
 しかしながらOPやEDは正に「主題歌」といった感じで素晴らしく、久々に原作を読み返した際に思わず脳内でOPやBGMが流れてしまいました。それだけ原作にマッチした曲や演出があったということで、そういう意味ではやはり及第点はいってるんだろうかな、と。

*1:勿論、微妙なところはあるにはある