カレイドスター 第47話 「舞い降りた すごい 天使」

『私の夢になってよBOX』って何だ━━━ !!(爆) しかもならないし。最後は『真のカレイドスターBOX』か、はたまた『私の忘れ物を取りに来たわBOX』か。当日記では「ぶっちゃけありえないBOXタイトル」を募集しております。振るってご参加下さい(ぇ
本編の方は明日〜。ちと頭が痛くて纏まりません (いつも纏まってないとか言うな)

  • 040229追記

珠玉の回。誰が何と言おうとこれは凄い。理想論を現実で叩きつぶすも、そこに見えるのはやはり理想。
 「(現在のそらが考える)争いのないステージ等はあり得ない」という現実をかつてのスターであるドナに語らせる。しかしここで否定されるのはあくまで「競争すらも争うこと」と思っていたそらの考えで、「観客を笑顔にする、楽しいステージを作ること」が一番大切だ ということ。最初にその志がある以上、ステージの完成度を高めるための切磋琢磨は争いではない。
 そらが以前、メイやサーカス・フェスティバルの面々に感じていたことはラブを信頼せずに棒に当たるということと同じ。「大きな愛で全てを包み込む」こと、その姿勢が周囲に「笑顔を与えることの大切さ」を取り戻させ、「(観客を無視した)争いのない、楽しいステージ」、真のカレイドスターに繋がる、 …ということではないかと。相変わらずここ(id:bluefieldさん 愛読してます)とかで既に言われちゃってひたすら後手に廻っている(しかも俺より上手い!)のは自分として悔しいなぁ。

  • ついでに気になったこと。

■ミアが「そらをイメージして書いた」のが『全てを包み込む大きな愛』ってのは良いなぁ。ミアはちゃんとそらという人間を解っている。
■そらが何故主人公であり、ステージに選ばれた存在なのかというと多分、「観客を楽しませること」が本当に、(恥ずかしい言い方だけど)世界で一番好きだからなんでしょうなー。あと、周りを変えていく力。ぶっちゃけ悪人がいない世界*1だってのもありますけど(笑) ともあれ、「技術で観客を驚かせたい者」、「バカをやってウケを取りたい者」等、様々な個人の思惑を「観客を楽しませる」ことに集束させ、その志で以て一つのステージ―皆が笑顔でいる、楽しいステージ―を作り出す。それは多分、現実では理想・夢想の類ではありますが、その意志を仮託されたのがそらなんでしょうなぁ。 あと全然関係ないですが、今回の話は『楽しませようと思わない者(観る者のことを考えない者)は表現者になるな』と言っているようにも聞こえて実に面白かったです(笑)
■結局レオンはいつ「死神」と呼ばれるようになったんだ?(笑) 前回C・Fの回想で出てきたレオンはまだフツーっぽいし。。。ということはソフィーを喪ってからの3年間で死神と呼ばれるようになったのかしら。そう考えると「死神」という風評は実はかなり一人歩きしたものだったのかもしれない。

*1:全員「観客を楽しませたい」と思っているし