『マリア様がみてる』のアレコレ

 全巻読破してから結構経っているのでうろ覚えのところもあるのですがまぁ気にせんでください。いずみの(id:izumino)さんのところをえらく参考にしてるのは内緒。あと 思いつくままに書いているので変なこと書いてあっても気にするな(・ε ・)*1 ついでに コバルト本誌や関連サイト見るほど入れ込んでは全く無いので、そんな展開に全くなっていなくても俺は知りません(爆)
 さて そちらにもあるとおり「第一部完」でもって一人の人間を救済させた後、「救済が行われた後の世界」を描く、というのは女神さまに相当すると言えなくもないかと。レイニー〜パラソルにおいて「切れることのない絆」を手に入れた2人の先は、最早取り巻く仲間たちの成長によってしか物語れないことは明白で、この展開は妥当と言えるかと。ポップ…というかスカばりに成長を遂げた祐巳ですが、ここである意味グリーン・ウッド的な、またグリーン・ウッドや女神さまでは出来ないイベントが残っていることに気付きます。「男」の存在です。絆という意味では既に添い遂げてしまっている感の2人ですが「同性である」という、大きな壁があります。この物語が「祐巳と祥子の絆を描く物語」であると仮定するならば、同性(例えば瞳子)をもってしても壊せなくなった絆を壊し得るのは最早男性しかないと考えられます。最新刊などにおいて男性キャラクターが多数登場してきているのは、最終的にそこへ向かうための布石なのかもしれないとか思ったり思わなかったり。個人的にはそうなってくれるとスゲー面白いんですが。

しっかしホント、モエ属性でかけらも見てない俺がいるなぁ(苦笑)

*1:お気に入りの顔文字