つだみきよ 『プリンセス・プリンセス』 3巻*2

y_shinobu2004-03-12

 虎に行ったら平積みでした。分かってるな虎!(笑)。

 で、本編ですが、生徒会長が出張りだしてきて、ノリが『グリーン・ウッド』な感じに。脳内CVは関俊彦って、まんま過ぎるんですけど(笑)。確かに忍と光流を併せたようなキャラだからなぁ。
…いかん、そんなことを考えていたら、先代坂本様が井上和彦ボイスで響いてきた。(ぉ

 多分、つだみきよはやっと鉱脈を見つけたんだと思います。これまで掘り下げてこなった*1『ファミ・コン』や『革命の日』のキャラクターを偶然にせよ登場させたことで、彼らが自己主張を始め作品に広がりを持たせている。本筋から言えば主人公は亨と裕史郎なんですが、今やプリプリの魅力は彼らを取り巻く日常そのものだというのが実にGW的で、面白いなぁと。何よりも作者がそれに無自覚だったというのが凄いですが(笑)。

*1:ウイングスというプラットフォームが長期連載に向いてない、という側面もあったとは思いますが