マリア様がみてる 2話

 …わからん(笑)。のであとで観返してから書きます。とりあえずなんというか、可もなく不可もなく?祥子だけ少女漫画演出なのが笑ったけどw 相変わらず視点が変なアニメですな。予告の祥子の声は良かったなぁ。アレで通して頂けないモノか。

  • 見返す暇がなかったけど追記。(00:20-01/16)

 またもや先に言われてしまったのだけど、「視点が変」というのはそういうことですな。で、祥子役の伊藤美紀の予告の声、「あんな声も出せるんだ」と驚いた訳ですが*1、つまりは現在の祥子はかなり抑えた演技をしていることになります。穿った見方をすれば祥子自身が感情を抑制しているとも取れる訳で。
で、ここからは自分の妄想なのですが(今までも充分に妄想だけど)、リリアンにおいて祐巳が日常的なリアリティ持った会話が出来るのは蔦子一人で、例えばクラスメイトとかとの会話では(元々の世界設定のせいもあるとはいえ)観る者にとってはわざとらしい会話がなされています。では何故蔦子との会話だけが普通に聞こえるかというと祐巳が現在唯一気軽に話せる(=心を許している)キャラだからで、彼女だけは「等身大の女子高生」というイメージを持てる訳です。 これを逆説的に考えてみると山百合会の面々の演技が物凄く作り物に感じるのは「祐巳にとっての異世界*2」であるからで、これからの交流で近づく祐巳と彼女たちの距離を声によって表現しようとしている*3のではないかと。ハイ、妄想ですね。 でも、もしホントにそうなったら面白いんだけどなぁ。*4

  • 追記の補足

今観返してみたら声単体よりもそれを含めた演出の方がそういう暗喩は効いているような。観返すうちに慣れてしまったというのか?(爆) あとうっかり祐巳高校デビューしたワケではないということを今思い出しました。死。_| ̄|○*5 しかしやはり、そういう意味での「祐巳と世界との距離感の演出」ってのはあると思うなぁ。どうだろ?

*1:最近の声優は全く知らない(←個人としての声優というファクターに余り重要性を置かなくなった)

*2:同時に視聴者にとっての違和感でもある

*3:声の演技によって「基本的に俯瞰の物語における祐巳の視点」を表現出来るのではないか、という演出への希望でもある

*4:しまった、感想になってない

*5:これはこれで面白いのでこのままにしておきます。つっこめ。